「ほら、二つの青と青を重ねてごらん……」素晴らしき日々~不連続存在~:ストーリー

原案・企画・シナリオ:すかぢ
原画:すかぢ、基4%、硯、籠目、karory

ケロQから2010年3月に発売されたアダルトゲーム。
萌えゲーアワード2010大賞部門銅賞、シナリオ賞部門金賞受賞作品。
ケロQブランドとしては6年ぶりに発売された新作。「すばひび」とも略される。
13年現在も値落ちしないゲームのひとつである。

素晴らしき日々:冒頭

ボクたちは
ただ名ばかりでシャボン玉の様にふくらんでしまった…
そんな空想の恋人に恋いこがれている…
さあ、君、取りたまえ。
この空想を、
そして本物に変えるのは君だ。

エドモン・ドロスタン
戯曲「シラノ・ド・ベルジュラック」より

「終ノ空」同様、ヴィトゲンシュタインの哲学思想をもとにしている。
ざくろ、卓司ルートは「終ノ空」とかぶっているが、「終ノ空」よりオカルト色は少なく、個人の「心象世界」に焦点をあてている。
そこから問を投げかけ、個から・友人・学校へと広がっていく、いうならば世界系・電波系の作品。
読書好きなキャラの存在により、作中に色々な詩集や哲学書の引用が散りばめられている哲学的な要素が強いインテリジェンスな作品。

素晴らしき日々:クローバー

イジメやオカルト要素がありますが、ところどころでジーンとします。
euphoria(ユーフォリア)を超える、伏線回収の凄まじさです。
さほどエログロくないし、初心者はこちらからどうぞ。
伏線はシナリオスタート時から複雑に張り巡らされています。
「主観」というだまし絵的な技法でループ展開していく様は、「乙一」「道尾秀明」的なモノがあります。

個人的にものすごーく好きな作品です。
「終ノ空」も好きでしたが、こちらもストーリーが儚く素晴らしすぎて泣けてきます。
反面、広い世界のまんなかに放り投げられたような怖さもある不思議な作品です。

え――なんで???
どうなるの???的なオカルト感も相まって、読みが止まりません。
その後も消し難く、ずっとPCの中にあった作品なので、もう一度プレイしてみました。
真実を知って、2回プレイするとより感動的です…
というか、2回プレイさせる力のあるエロゲって数少ないよ。

今、リプレイ中でネタバレ探しをしているので、レビューがつまづく可能性あり。



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